目安は「週2〜3日」

国の指針も、世界保健機関(WHO)も、筋トレは週に2〜3日を勧めています12。脚・お尻・背中・胸・腕など、大きな筋肉をまんべんなく使います。

毎日やる必要はありません。筋肉をしっかり休める日をとることも、同じくらい大切です1。

年代によって、少し違います

50〜64歳の方は、筋トレを週2〜3日と、ふだんの歩く時間を合わせて考えます。

65歳以上の方は、筋トレにバランスの運動を組み合わせて、週3日以上行うことが勧められています。転ぶのを防ぎ、動ける体を保つためです12。

1週間の目安(例)筋トレは、休む日をはさんで

50〜64歳筋トレ 週2〜3日

  1. 月筋トレ
  2. 火
  3. 水
  4. 木筋トレ
  5. 金
  6. 土
  7. 日

毎日 歩く(1日60分ほど)

65歳以上筋トレ+バランス 週3日

  1. 月筋トレ
  2. 火
  3. 水筋トレ
  4. 木
  5. 金筋トレ
  6. 土
  7. 日

毎日 歩く(1日40分ほど)

曜日は一例です。できることから、少しずつ。

出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」/Bull FC, et al. Br J Sports Med 2020;54:1451-62(WHO 2020)

重いおもりがなくても、力はつきます

「重いものを持たないと効かない」と思われがちです。けれども、軽めの負荷でも、回数をこなせば筋力はつくことがわかっています3。

自分の体重を使う家での筋トレで、十分に始められます。自重のスクワットや腕立て伏せも、国の指針がはっきり筋トレに含めています1。

何回やるかより、1週間の合計

週2回か週3回か、と悩む必要はあまりありません。1週間の合計の量が同じなら、回数の違いによる差ははっきりしませんでした4。

始めたばかりのうちは、1種目1セットからで構いません5。慣れてきたら、少しずつ増やしていきます。

きつさの目安

家で行うときの目安は、「無理せずに、できなくなるところまで」です1。

ただし、痛みが出たら、そこでやめます。息を止めると血圧が急に上がるので、声に出して数えながら行いましょう15。

続けるほど、応えてくれます

続けた期間が長いほど、効果は大きくなります6。

しばらく休んでしまっても、心配はいりません。ついた力は、休んでもかなり残ることがわかっています7。また始めればいいのです。

家でできる3つの種目

どれも、特別な道具はいりません。くわしい手順は鍛えるのページにあります。

椅子スクワットの3つの段階:浅く座る、前に体を倒して立⁠ち⁠上⁠がる、まっすぐ立つ
椅子スクワットの3つの段階:浅く座る、前に体を倒して立⁠ち⁠上⁠がる、まっすぐ立つ
  • 椅子スクワット:太ももとお尻。立つ・歩く・階段をのぼる力の土台です。
  • 壁腕立て伏せ:胸と腕。物を押す、手をついて体を支える動きを助けます。
  • かかと上げ:ふくらはぎ。歩くときに地面をけり出す力になります。

各10回から始めましょう。